第9章 ソフトフルーツなど: (1) まえがき

第9章 ソフトフルーツなど  SOFT FRUIT - AND SOME OTHERS



ఔ まえがき ఔ



 装飾的菜園の原則は、それぞれの植物や人工物は生産的なだけでなく美しくあることが必要だということです。いくつかのソフトフルーツにはこれはかなり高いハードルです。

 ラズベリーの茎の中にアーチストの魂をゆさぶるようなものはなく、ブラックベリーの藪に血を騒がせるものはありません。それでも、自給生活を目指す人にとってはそれを育てないということは考えられません。ですから、できる限り魅力的にしなくてはいけませんし、あるいは見えない所にかくすということもありえます。


 もちろん、庭の美しさは庭を見るひとの目にはとても大切です。例えば特に湿った日にそばを通る時の豊かな香りのためにだけでも、私はブラックカラントを1,2本は欠かしたくありません。そして、春のグースベリーのとてもフレッシュな新緑にわくわくするのです。


 そして、間違いなく美しいソフトフルーツでぜひ記載したいものがいくつかあります。例えば、実はならなくてもその美しい葉のために壁に誘引して育てたい植物にイチジクの木があります。実際、ブドウはその美しい葉のために私は育てています。

 さらに、あちこちでソフトフルーツの見栄えを何とかよくするために智慧を出す必要がありました。私の努力が成功したと認めてもらえることを望みます。