第7章 野菜: 種まき

第7章 野菜  VEGETABLES



ఔ 種まき SOWING ఔ




 一列に並べてではなく、小さな区画ごとに花や野菜の種をまく方法についてはすでに第3章の「植え付けと種まき」の項で説明していますが、これに少し付け加えておきます。

 場合によっては列状に種をまくより、小さな場所ごとにまくのが簡単なこともあります。大きな種をもつ野菜、例えばビートやエンドウ、その他の豆類などで、一列に種をまいてから大半の苗を間引くかわりに、最初から必要な数だけの種を十分な間隔をあけて少数ずつまくのです。発芽して苗が育って来たら丈夫なものを残します。

 種まきは夏の間じゅう続きます。乾いた土にまくこともあり、それはよいことではありません。それを避けるために、種まきの畝を作って水を少量かけます。水がしみ込んだらその上に種をまき、最後に乾いた土を上からかけます。種が発芽するまで水はかけません。種をまいた後に水をかけると土の表面がかたまって固い殻を形成してしまうので、それを避けるためです。