第4章 ガーデニング・カレンダー 11月

第4章 ガーデニングカレンダー  THE GARDENING CALENDAR



ఔ 11月 NOVEMBER ఔ



屋外 OUTSIDE


◆冬用の耐寒性ソラマメと早生のエンドウの種まき。寒い地方では、クローシュをかぶせたほうがよい

◆落ち葉をかき集め、ネット製のコンテナに入れて腐葉土に

◆冬のジメジメをきらう高原植物にはガラスや透明プラスチックでおおう

◆キャベツ類にネットをかけて鳥から守る

◆種のカタログ請求

◆屑の掃除とナメクジやカタツムリの見回り

◆落葉樹の冬の剪定、枯れた枝や病気の枝や込み入った枝、そして古い枝を切る

◆霜でダリアの葉が黒くなったら、球茎を掘り出して温室または凍らない小屋に保存

◆果樹や低木も含め、裸苗の樹木の植え付け

◆万一、土壌が霜で凍って掘り起しにくくなる用心に、リーキやパースニップは掘り上げてピートに保存

◆寒い夜には植物はコールドフレームに入れてカーペットや麻布をかぶせておく

◆低木のリンゴや洋ナシの冬剪定

◆メギやコトネアスターなど実をつける低木の種まきをして、屋外にポットは置く

◆積雪に備えて、フルーツケージの上のネットは外しておく

◆木の支柱や結んだ紐のチェックをして、必要なら交換する

◆目の粗い培養土に高原植物の種をまき、砂をかけて屋外またはコールドフレームに入れる

◆イチゴの鉢は屋外に置くが、向きを変えて水浸しにならないようにする

◆カリフラワーの頂花蕾を霜から守るために、葉を2枚ほど採ってかぶせる

◆積雪で枝が折れそうな場合は除雪するが、厳しい寒さから植物を守ってくれるので普通は積もったままにしておく

◆庭のすべての雑草を取り除き、コンポストの山に積む。肥やしや堆肥を次の年に種をまいたり植物を植えたりする予定の空き地にすきこむ


屋内 INSIDE

◆温室は昼間はできるだけ換気をし、夜はしっかり締めるか、あるいはわずかに換気のすき間を残す。霜が降りない条件を維持するためには、少し暖房も必要な場合もある

◆暖房のコストを抑えるために、プチプチの断熱シートを張って断熱する

◆貯蔵している果物や野菜のチェックを定期的に行い、腐る兆候があれば廃棄する

◆注文していた種が届いたら、すぐにチェックしてから、涼しくて乾いた場所に保存

◆器械や器具のチェックを行い、必要なら修理をし、油をさし、片づけておく

◆もし温室内のボーダーが使用可能なら、インゲンマメや早生のエンドウ、冬のレタスの種まき

◆貯蔵しているダリアの球茎のチェックし、腐る兆しあれば切り取る

◆プロパゲーターで温度を18°に維持できるなら、シクラメンの種をまく

◆鉢植えの花に肥料やり

◆来年の使用のために、鉢や箱は漂白剤を少し加えた熱い湯で洗っておく